せっかくクレジットカードを作るなら、ポイントがお得に貯まるカードが欲しいですよね?
しかし、クレジットカードを作るのが初めての方の場合、クレジットカードのポイントの仕組みが分からないという方も多いでしょう。
この記事では、クレジットカードのポイントの仕組みから、ポイントのお得な貯めかた・使い方を解説します。
初めてのクレジットカードを選ぶ際の参考にしてみてくださいね。
ポイント還元率の高いおすすめクレジットカード5選
クレジットカードのポイント還元率はカードによって異なるため、ポイントをお得に貯めるためにはクレジットカード選びが重要です。
ここでは、ポイント還元率が高いおすすめのクレジットカードを5枚紹介します。
三井住友カード(NL)
年会費 | 無料 |
家族カード年会費 | 無料 |
ETCカード | 無料 |
国際ブランド | VISA、Mastercard |
還元率 | 0.5% |
旅行保険 | 海外旅行:最高2,000万円 |
コンビニや飲食店でお得にポイントを貯めたい方には三井住友カード(NL)がおすすめです。
三井住友カード(NL)では、対象のコンビニ・飲食店でのスマホのタッチ決済での支払いで、いつでも7.0%還元でポイントが貯まる驚異的な特典があります。
貯まったVポイントをアプリにチャージして、タッチ決済でお買い物をすることもできますので、貯めやすく使いやすいポイントとなっています。
2023年現在、コンビニや飲食店でお得なクレジットカードを探しているなら押さえておくべきクレジットカードです。
JCBカードW
年会費 | 無料 |
家族カード年会費 | 無料 |
ETCカード | 無料 |
国際ブランド | JCB |
還元率 | 1.0% |
旅行保険 | 海外旅行:最高2,000万円 |
年会費無料、かつポイント高還元率のJCBプロパーカードがJCBカードWです。
JCBカードWでは、いつでも通常のJCBカードの2倍の還元率でポイントが貯まり、1.0%還元で利用することができます。
また、スターバックスカードのチャージや、スターバックスe-Giftの購入ではポイントが11倍〜21倍になる特典もありますので、スターバックスをよく利用する方にもおすすめです。
JCBカードWは、18歳〜39歳までの方が申込みできる、年齢制限ありのクレジットカードですので、30代までの方におすすめします。
リクルートカード
年会費 | 無料 |
家族カード年会費 | 無料 |
ETCカード | 無料 |
国際ブランド | VISA、Mastercard、JCB |
還元率 | 1.2% |
旅行保険 | 海外旅行:最高2,000万円国内旅行:最高1,000万円 |
リクルートカードはどこで使っても1.2%という高還元率が魅力です。
10,000円のお買い物で120円分のポイントが貯まりますので、どこで使ってもお得なクレジットカードを探している方にもおすすめできます。
また、じゃらんやポンパレモールなど、リクルートのネットサービスの利用では、ポイント還元率がさらにアップします。
貯まったリクルートポイントは、使い勝手の良いPontaポイントに等価で交換できますので、使いやすい共通ポイントを貯めたい方にもおすすめです。
楽天カード
年会費 | 無料 |
家族カード年会費 | 無料 |
ETCカード | 550円(税込) |
国際ブランド | VISA、Mastercard、JCB、アメリカン・エキスプレス |
還元率 | 1.0% |
旅行保険 | 海外旅行:最高2,000万円 |
楽天カードのポイント還元率は1.0%です。
楽天市場での利用ではいつでもポイントが3倍になる特典がありますので、3.0%還元でお得に楽天市場でお買い物ができます。
楽天カードでは、常時開催の入会キャンペーンも魅力です。
入会キャンペーンでは、新規入会で2,000ポイント、1回、1円でもカードの利用があれば3,000ポイントが加算され、簡単な条件で5,000円分のポイントを獲得することができます。
さらに、楽天カードの入会キャンペーンは、定期的に7,000ポイント〜10,000ポイントに増量されますので、お得に作れるタイミングを狙っちゃいましょう!
PayPayカード
年会費 | 無料 |
家族カード年会費 | 無料 |
ETCカード | 550円(税込) |
国際ブランド | VISA、Mastercard、JCB |
還元率 | 1.0% |
旅行保険 | 海外旅行:なし |
PayPayカードのポイント還元率は1.0%です。
カードの利用で貯まるPayPayポイントは、スマホ決済アプリ「PayPay」で利用できるポイントですので、PayPayユーザーにもおすすめできます。
Yahoo!ショッピングの利用では、毎日最大5.0%分のポイントを貯められますので、ネットショッピング用のクレジットカードにも最適です。
また、PayPayカードを利用のうえ、各種条件を達成すれば最大1.5%還元になるPayPayステップも適用されますので、PayPayポイントを効率的に貯めたい方にもマストなクレジットカードです。
クレジットカードのポイントとは?
クレジットカードの利用金額に応じて還元されるのがポイントです。
たとえば、1,000円の利用につき1ポイント貯まるクレジットカードを50,000円使うと50ポイント貯まります。貯まったポイントは商品やマイルに交換できますので、ポイントを上手に活用することでお得にお買い物をすることができます。
クレジットカードごとに還元されるポイント数や貯まるポイントの種類が異なりますので、よりお得にポイントを貯められるカードを選ぶことが重要です!
初心者でも簡単に始められるポイ活については、こちらでも詳しく解説しています。
ポイント還元率とは?ポイント還元率とポイント付与率の違い
ポイント還元率とは、利用代金に応じて何円分のポイントがもらえるのかを表した割合です。
対して、ポイント付与率は、利用代金に応じて付与されるポイントの割合を指します。
ポイント還元率 | 利用代金に応じて何円分のポイントがもらえるかを表した割合 |
ポイント付与率 | 利用代金に応じて付与されるポイントの割合 |
たとえば、同様にポイント付与率が1%、100円につき1ポイント貯まるクレジットカードを比較する場合、1ポイントあたりの価値が何円かによってポイント還元率を計算できます。
クレジットカードAのポイントが1ポイント=1円、クレジットカードBのポイントが1ポイント=0.5円としてポイント付与率、ポイント還元率を比較してみましょう。
ポイント付与率 | ポイント還元率 | |
クレジットカードA | 1.0%(100円につき1ポイント) | 1.0%(100円につき1円相当が還元(1ポイント=1円)) |
クレジットカードB | 1.0%(100円につき1ポイント) | 0.5%(100円につき0.5円相当が還元(1ポイント=0.5円)) |
ですので、ポイントがお得に貯まるクレジットカードを選ぶ際には、ポイント還元率で比較することが重要です。
なぜクレジットカードを使うとポイントが貯まるの?
クレジットカードのポイントは、店舗からクレジットカード会社に支払われる加盟店手数料の一部が還元されています。
クレジットカードを利用できるお店(加盟店)は、クレジットカード会社に加盟店手数料を支払っており、クレジットカード会社の利益に繋がっています。
利用者が増えるほど加盟店手数料による収益にも繋がるため、魅力的なポイントプログラムが用意されているのですね。
クレジットカードのポイントをお得に貯める方法
クレジットカードのポイントをお得に貯める方法として次の3つがあげられます。
- ポイント還元率の高いクレジットカードを選ぶ
- ポイント2重取り・3重取りができるカードを選ぶ
- 特定の加盟店でお得にポイントが貯まるカードを選ぶ
①ポイント還元率の高いクレジットカードを選ぶ
ポイントをお得に貯めるには、ポイント還元率の高いクレジットカードを選ぶことが基本です。
たとえば、還元率0.5%と1.0%のクレジットカードで、同様に月10万円を利用した場合に獲得できるポイントを比較してみましょう。
還元率0.5% | 500円相当 |
還元率1.0% | 1,000円相当 |
このように、還元率が2倍になれば、同じ金額を利用して得られるポイントも2倍になります。
ポイント還元率はカードによって異なりますが、基本的に1.0%あれば十分です。
②ポイント2重取り・3重取りができるカードを選ぶ
ポイント2重取りとは、コード決済や電子マネーなどの支払い方法としてクレジットカードを利用し、チャージ・利用の両方でポイントを貯める方法です。
さらに、ポイントカードの提示で獲得できるポイントを含めた3重取りが可能なカードもあります。
ただし、ポイントの2重取り・3重取りができる組み合わせには条件があります。利用するクレジットカードとコード決済、電子マネーの相性をよく確認しておきましょう。
スマホのキャッシュレス決済については、こちらでも詳しく解説しています。
③特定の加盟店でお得にポイントが貯まるカードを選ぶ
クレジットカードによっては、特定の加盟店で通常よりもお得にポイントが貯まる特典があるケースがあります。
加盟店というのは、クレジットカード会社と契約を結んでいる店舗を指します。
自分のよく利用するお店やネット通販でお得にポイントが貯まるクレジットカードを選ぶのがおすすめです。
クレジットカードのポイントの使い方
クレジットカードのポイントは、次のような使い方があります。
- ポイント加盟店でのポイント払い
- キャッシュバック
- 他社のポイントや商品券等への交換
- 航空マイルへの交換
- ポイント運用・ポイント投資
ポイント加盟店でのポイント払い
ポイント加盟店では、貯まったポイントを現金同様に利用できます。
たとえば、楽天ポイントの場合、1ポイント=1円として楽天ポイント加盟店でのお買い物に利用することが可能です。
よく利用する店舗で使えるポイントが貯まるクレジットカードを選ぶのもよいでしょう。
キャッシュバック
ポイントをクレジットカードの利用代金に充当したり、現金として還元できるキャッシュバックも便利です。
キャッシュバックは直接的な還元に繋がりますので、シンプルに得をしたい方にもおすすめです。
他社のポイントや商品券等への交換
貯まったポイントを、他社のポイントや商品券などに交換することができます。
使い勝手のよい共通ポイントやギフトカードに交換すれば、よりポイントを幅広く利用できますね。
航空マイルへの交換
ポイントは航空マイルにも交換することが可能です。
マイルは特典航空券に交換することで1ポイントあたりの価値が高くなりますので、おすすめの使い道となります。
ANAマイルが貯まるクレジットカードについては、こちらでも詳しく解説しています。
ポイント運用・ポイント投資
ポイントを使うだけではなく、ポイント運用・ポイント投資をするのもおすすめです。
ポイント運用・ポイント投資では、クレジットカードの利用で貯めたポイントを運用できますので、資産運用に興味があるけど元手が減るのが怖いという方にもおすすめできます。
ポイント投資ができるクレジットカードについては、こちらでも詳しく解説しています。
ポイント還元率の高いクレジットカードを選ぶ基準
ポイント還元率の高いクレジットカードを選ぶ際には、次の3つのポイントに注目しましょう。
- 年会費
- ポイントの使い道
- 公共料金支払い時の還元率
年会費に注目する
年会費が無料のクレジットカードを選ぶのがおすすめですが、有料のクレジットカードを選ぶ際には、年会費の損益分岐点を意識しましょう。
たとえば、年会費無料で還元率0.5%のクレジットカードと、年会費2,200円(税込)で還元率1.0%のクレジットカードを比較した場合、還元率の差は0.5%、年会費の差は2,200円です。
還元率0.5%と1.0%のクレジットカードを同じように年間44万利用した場合の獲得ポイントを比較してみましょう。
還元率0.5% | 2,200円相当 |
還元率1.0% | 4,400円相当 |
このように、獲得ポイントの差で年会費の元を取ることが可能です。
実際にクレジットカードを比較する際には、ポイント還元率だけではなく特典や付帯サービスが判断基準となりますが、損益分岐点を意識しておくことは重要です。
充実したサービスが付帯したクレジットカードが欲しい方は、こちらの記事も参考にしてみましょう。
ポイントの使い道に注目する
ポイント還元率だけではなく、貯まったポイントの使い道にも注目しておく必要があります。
たとえば、特定の店舗や商品への交換にしか使えないポイントは使い勝手が良いとは言えません。
楽天ポイントを始めとする共通ポイントのように、ポイント加盟店やスマホ決済で現金同様に使えるポイントは便利ですね。
公共料金支払い時の還元率に注目する
クレジットカードの中には、公共料金や税金の支払いの際に還元率が減らされるカードもありますので注意が必要です。
たとえば、楽天カードのポイント還元率は1.0%ですが、公共料金・税金の支払い時には0.2%に目減りしてしまいます。
公共料金・税金の支払いは高額な決済になるケースも多く、大量のポイントを貯めるチャンスにもなりますので、無駄なくポイントを貯められるようにしましょう。
ポイントサイトで貯まったポイントを交換するのもおすすめ
クレジットカードの利用だけではなく、ポイントサイトでポイ活をして、貯まったポイントを共通ポイントに交換するのもおすすめです。
ポイントサイトでは、次のような方法でポイントを貯められます。
- アプリやサービスの利用
- ネットショッピング
- アンケートに回答する
- 広告を閲覧する
たとえば、ネットショッピングをする際に、ポイントサイトを経由してお買い物をするだけでポイントの2重取りも可能ですので、効率的にポイントを貯めたい方はポイントサイトの活用は必須です!
ポイント還元率でクレジットカードを選ぼう!
今回は、初めてクレジットカードを作成する方に向けて、クレジットカードのポイント基本やお得な貯め方・使い方、おすすめのクレジットカードを紹介しました。
同じ金額を利用しても、使うクレジットカードによって還元されるポイントが大きく変わってきます。
クレジットカードの作成を検討している方は、今回おすすめした3枚のクレジットカードから選ぶのがおすすめです!