
LINE証券は、日本で最も利用者の多いトークアプリ「LINE」と連携することで、若年層にも手軽に利用できるスマホ証券サービスとして人気を集めていました。
しかし、2023年6月12日にLINE証券の事業再編による証券サービスからの撤退が発表され、順次、株式・投資信託の移管が進められています。
この記事では、LINE証券の事業再編の概要や、既にLINE証券に口座をお持ちの方が進めるべき手続きについて解説します。
インターネットでお得に取引!松井証券

LINE証券の事業再編の概要や必要な手続きについて
LINE証券では、事業再編に伴う証券サービスの廃止が決定しており、2023年6月27日に新規口座開設の手続きが終了しています。
株式、投資信託等の証券サービスの資産は順次、LINE証券の親会社である「野村証券」に移管され、LINE証券における証券サービスの提供は終了します。
ただし、LINE FXについては、これまで通りサービスが継続される予定です。
事業再編の概要は次のとおりです。
証券サービス | 順次サービスを縮小、2024年8月頃に資産を野村証券に移管 |
LINE CFDサービス | 2024年3月末までにサービスの提供を終了、口座閉鎖処理を実施予定 |
LINE FXサービス | 今後もサービスを継続 |
自身で移管先の証券会社を選びたい方
LINE証券の口座に、2024年1月31日時点で株式の残高があり、かつ2024年4月30日時点で次の条件を満たす場合、2024年8月頃に野村証券に口座が移管されます。
- 株式もしくは投資信託の残高がある
- 現金残高がある
野村証券ではなく、自身で移管先の証券会社を選びたい方も、株式は2023年11月17日分、投資信託は2023年12月11日分から移管手数料が無料となっています。
口座の移管は通常1週間程度で完了しますが、LINE証券の事業再編に伴い申込みが集中しているため、申請から1〜2ヵ月程度の期間が必要となりますので注意が必要です。
LINE証券から口座を移管するなら、25歳以下なら日本株取引の手数料が無料になる松井証券もおすすめです!
インターネットでお得に取引!松井証券

LINE証券の証券サービスは閉鎖に!株式・投資信託は証券会社を乗り換えよう
LINE証券では、証券サービスからの撤退が決定しており、2024年8月頃を目途に野村証券に口座が移管されることが予定されています。
移管先の野村証券でも株式・投資信託の取引を継続することはできますが、資産運用には証券会社選びも重要です。
野村証券以外の証券会社に口座を移管したいと考える場合、早めに手続きをしておくようにしましょう。
ポイント投資ができるクレジットカードは、こちらでも詳しく解説しています。