
物販の副業をしているのに、なかなか商品が売れない、売れても安値で利益が出せずに悩んでいるという方は多いのではないでしょうか。
商品をただ出品するだけではなく、メンテナンスのひと手間をかけてあげることで、商品の単価アップに繋がる可能性があります。商品をメンテナンスするというと、専門的な知識が必要なのでは?と思ってしまいますが、商品によっては簡単なメンテナンスで差を付けられるケースもありますよ!
この記事では、筆者が実際に商品をメンテナンスする様子を踏まえて、実録で商品のメンテナンス方法について解説します。
中古品の物販は商品のメンテナンスが超重要!単価アップ&販売率アップに
中古品を仕入れて販売する中古品の物販の副業では、商品のメンテナンスで単価アップや販売率アップに繋がります。
とくに、ジャンク品を仕入れて販売する、ジャンク品せどりをおこなう場合、商品のメンテナンスは非常に重要な工程です。主なメンテナンスとしては次のようなものが挙げられます。
- 時計の電池交換
- カメラのレンズの分解清掃
- 電気機器等の部品交換
ここでは、実際にどのようなメンテナンスをおこなうことができるのかを解説します。
時計の電池交換

電池が切れて止まっているクォーツ時計の電池交換は、最も手軽な商品メンテナンスと言って良いでしょう。
はめ込み式の裏蓋の場合「コジアケ」と呼ばれる工具で簡単に外すことができます。また、中古品としても人気の高いG-SHOCKの裏蓋はネジで止まっているだけですので、比較的簡単に電池交換が可能です。
時計のメンテナンスをおこなう際には、時計用の工具を用意しておきましょう。
カメラのレンズの分解清掃

レンズのカビは、多くの場合レンズの内側に発生するため、外側からは清掃することができません。ですので、レンズのカビを除去する場合には、カビの発生しているレンズを取り外して清掃する必要があります。
カメラのレンズは複数枚のレンズで構成されていますので、清掃する際にはどのレンズにカビが発生しているのかを判断しなければなりません。
| 前玉 | 前面のレンズのこと |
| 後玉 | 後面のレンズのこと |
一般的には、前玉の分解は比較的簡単で、後玉の分解は難易度が高いと言われていますが、個体によって異なります。
電気機器等の部品交換

故障した電気機器も、部品を交換することで意外と簡単に直るケースがあります。
写真のMacBookは、内蔵HDDを認識しないジャンク品でしたが、HDDを接続するケーブルを交換しただけで簡単に直りました。
交換用のパーツはAmazonでも買える場合もありますし、AliExpressやeBayなど、海外ECサイトで購入できる場合もあります。
オークファンの料金プラン比較
| プラン | 月額料金 | 検索期間 / 回数 | |
|---|---|---|---|
| 一般会員(無料) | 0円 | 過去6ヵ月・月3回 | |
| プレミアム | 2,200円 | 過去10年・月1,200回 | 初月無料で試す |
| プロPlus | 11,000円 | 過去10年・無制限 |
カメラのレンズの分解清掃の流れ
ここでは、筆者が実際におこなった、レンズの分解清掃の流れを紹介します。
- SIGMA DC 18-50mm 1:2.8-4.5 HSMの後玉清掃
- MINOLTA MC W.ROKKOR-HG 1:2.8の後玉清掃
- OLYMPUS OM-D EM5の背面液晶交換
販売する商品のメンテナンスをおこなう際には、メンテナンス用のツールを用意しておくようにしましょう。
※こちらで解説している内容はあくまでも筆者の自己流です。実際に分解をおこなう際には、メーカーサイトやブログ、YouTubeなども参考にして、自己責任でおこなうようにしてください。
SIGMA DC 18-50mm 1:2.8-4.5 HSMの後玉清掃
SIGMAのDCレンズ、こちらは後玉に目立つカビが発生していましたので、後玉を清掃していきます。
一般的に、AF機能の付いたレンズの後玉の分解は難易度が高いと言われていますが、こちらの個体は比較的簡単に後玉にアクセスすることができました。

分解する際には、取り外したネジを紛失しないようにトレイなどを用意しておきましょう。

先端を交換できるビットドライバーがあると便利です。

カビが発生しているのは後玉ですので、レンズ後ろ側から作業をしていきます。

マウントを外す前に、遮光パーツ(黒いプラスチック製のパーツ)を外しておきます。遮光パーツは、マウント上部、横からネジで止まっています。

遮光パーツを取り外したら、マウントを外していきます。

マウントを取り外したら後玉にアクセスすることができます。AF制御のレンズは電気部品が多いため、電気部品を破損させてしまわないように注意しておきましょう。

取り外した遮光パーツとマウントです。

後玉の1枚奥側のレンズにカビが発生しているようなので、後玉を外していきます。

こちらのレンズは後玉がネジで固定されているだけですので、簡単に分解ができました。

取り外したら、ついでに清掃しておきましょう。

カビの発生しているレンズに到達することができました。

アルコールなどで綺麗にカビを除去してあげます。この際、拭きスジや、チリなどが残らないように注意しましょう。
MINOLTA MC W.ROKKOR-HG 1:2.8の後玉清掃
こちらのROKKORレンズも、後玉にカビが発生していたため、後玉を分解清掃していきます。


カメラのレンズの分解にはカニ目レンチを使用します。この際、手を滑らせてしまうと、レンズを傷つけてしまうだけではなく、ケガをしてしまう可能性もありますので注意が必要です。

比較的簡単にカビの位置にアクセスできましたので、清掃して組み立てていきます。
OLYMPUS OM-D EM5の背面液晶交換
こちらはおまけですが、筆者の私物のミラーレスカメラの背面液晶を、落として割ってしまったため、AliExpress(アリエク)で交換用部品を買って交換しました。

背面液晶が割れてまったく映らない状態です。

割れた背面液晶を取り外していきます。

交換用の液晶。1,000円ほどで買うことができました。

無事映りましたが、交換の際にタッチパネルの配線を切ってしまったため、タッチパネルは使えなくなりました。
電子機器の部品交換の場合、交換時に新たな不具合を発生させてしまうケースもありますので注意しておきましょう。
メンテナンスをおこなう際の注意点
商品のメンテナンスをおこなう際には、次のような点に注意が必要です。
- 無理はしない
- 部品交換する場合は費用対効果を計算する
- メンテナンス済と記載するかどうかよく考える
まず、もっとも重要な注意点が、無理をして分解やメンテナンスをおこなわないという点です。
今回、レンズの分解清掃を紹介しましたが、今回紹介した事例はどれもカビがアクセスしやすい位置にあった、比較的難易度の低い事例です。

例えば、さらにこの1枚奥のレンズにカビが発生していた場合、レンズにアクセスするためには、手前の機械部品を取り外して進める必要があります。
分解の難易度が高く難しいと感じたら、諦めてカビ有りの商品として出品する判断も重要です。
また、部品交換する場合には、部品代で赤字にならないかの計算も必要です。動作品で1,000円でしか売れない商品を、2,000円の部品を使って修理したのでは意味がありません。
メンテナンスした商品を出品する際、メンテナンス済と記載するかどうかは自己判断ですが、落札者によっては素人の出品者が分解した商品というだけで避ける場合もありますので、かえってマイナスの印象を与えることもあるというのを覚えておきましょう。
商品のメンテナンスで単価アップを目指そう!
中古品の物販をおこなう場合、商品の状態は個体によって千差万別です。
とくに、カメラのレンズに発生したカビは、オークションやフリマアプリの写真でも分かる、値段に直結する瑕疵ポイントの1つです。
綺麗に清掃するつもりが壊してしまったら意味がありませんので、無理をしないように注意しておく必要がありますが、軽微な汚れならメンテナンスで単価アップに繋がる可能性もあります。
最初は、壊しても構わないジャンク品でチャレンジしてみるのも良いでしょう!