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公共料金におすすめのクレジットカードは?電気代・ガス代・スマホ代などの固定費を無理なく管理する方法

松本勝

クレカライター。クレジットカード専門メディアで作成した記事は1,000記事超。徹底したリサーチで忖度抜きに一番お得なクレジットカードを紹介します。

電気代、ガス代、水道代などの公共料金や、スマホ代、インターネット回線、サブスクなどの毎月発生する固定費をクレジットカードでまとめたいと考えている方は多いのではないでしょうか。

公共料金・固定費をクレジットカード払いにすれば、ポイントが貯まるだけでなく、支払いの一本化や明細管理、支払い忘れの防止にも役立ちます。

ただし、クレジットカードによっては公共料金や税金の支払いで還元率が下がる場合があるので、カード選びが大切です。

この記事では、公共料金・固定費の支払いに使いやすいクレジットカードをタイプ別に紹介し、カードを選ぶときの注意点や、固定費を無理なく管理するコツも解説します。

【タイプ別】公共料金・固定費支払いにおすすめのクレジットカード

公共料金・固定費の支払いに使うクレジットカードは、目的別に比較することが大切です。

向いている人特徴注意点
リクルートカード還元率を重視したい人基本還元率が1.2%支払い先やサービスによっては、ポイント還元率や対象条件が異なる場合がある
P-oneカード<Standard>毎月の請求額をシンプルに下げたい人各種税金も1%OFF特典の対象保険料、ETCカード利用分、電子マネーやWebマネーチャージなどは1%OFF対象外
JCB CARD W公共料金や税金でも還元率が下がりにくいカードを選びたい人200円(税込)につき2ポイントがたまるため、公共料金や税金の支払いにも使いやすい申し込みは39歳以下限定
au PAYカードau・UQ mobileユーザー公共料金の支払いでも1%のPontaポイントが還元される公共料金全般の高還元カードというより、au・UQ mobile・Ponta経済圏と相性のよいカード
PayPayカードPayPayを普段から使う人電気・ガス・水道料金と税金の支払いは、基本付与率0.5%、最大1%公共料金・税金は通常の買い物より付与率が低め
エポスゴールドカード年間利用額を積み上げたい人ゴールドカードは年間利用額に応じたボーナスポイントの対象にも通常還元率だけで見ると高還元カードではない

公共料金はカードによって還元条件が異なるため、普段の買い物で高還元のカードでも、電気代・ガス代・水道代では還元率が下がることがあります。まずは、自分が重視したいポイントに合わせてカードを選びましょう。

還元率重視ならリクルートカード

年会費無料
家族会員無料
ETCカード・Visa、Mastercard:無料(新規発行手数料1,100円(税込))・JCB:初年度無料、2年目以降は条件付き無料
国際ブランドVisa、Mastercard、JCB
還元率1.2%
旅行保険・海外:最高2,000万円・国内:最高1,000万円(JCBのみ)

リクルートカードは、公共料金や固定費の還元率を重視したい人に向いているクレジットカードです。

年会費無料ながら基本還元率が1.2%と高く、光熱費や携帯電話料金も1.2%還元の対象とされています。

貯まったリクルートポイントは、Pontaポイントやdポイントに交換できるので、公共料金・固定費で貯めたポイントを日常の支払いに使いやすい点もメリットです。

ポイント管理が面倒ならP-oneカード<Standard>

年会費無料
家族会員初年度無料、次年度より年間220円(税込)
ETCカード無料(新規発行手数料1,100円(税込))
国際ブランドVisa、Mastercard、JCB
還元率1.0%
旅行保険-

P-oneカード<Standard>は、ポイント還元ではなく、請求時に自動で1%OFFになるカードです。

電話代や光熱費などの公共料金、国民年金保険料も1%OFFの対象なので、ポイント交換や有効期限の管理が面倒な人にとっては、利用額から自動で1%引かれる仕組みは分かりやすいでしょう。

39歳以下ならJCB CARD W

年会費無料
家族会員無料
ETCカード初年度無料、2年目以降は条件付き無料
国際ブランドJCB
還元率1.0%
旅行保険海外:最高2,000万円

JCB CARD Wは、39歳以下で申し込める年会費無料のクレジットカードです。

常に通常のJCBカードの2倍のポイントが貯まるカードとなっており、税金や公共料金の支払いでも、毎月の利用金額200円(税込)ごとにJ-POINTが2ポイント貯まります。

au・UQ mobileユーザーならau PAYカード

年会費無料
家族会員無料
ETCカード無料(新規発行手数料1,100円(税込))
国際ブランドVisa、Mastercard、American Express
還元率1.0%
旅行保険海外:最高2,000万円

au PAYカードは、携帯料金やネットショッピングの支払いでPontaポイントが1%還元されます。

auやUQ mobile、auひかり、auでんきなどを利用している人は、通信費と公共料金を同じカードで管理しやすくなります。また、Pontaポイントを普段から使っている人にも相性がよいでしょう。

PayPayユーザーならPayPayカード

年会費無料
家族会員無料
ETCカード550円(税込)
国際ブランドVisa、Mastercard、JCB
還元率最大1.5%
旅行保険

PayPayカードでは、公共料金や継続決済の支払いでもPayPayポイントが貯まります。

電気、ガス、水道料金と税金の支払いは、基本付与率が0.5%、最大1%です。通常の買い物より付与率が低めですが、PayPayアプリで支払い状況を確認したい人には使いやすいでしょう。

ソフトバンクやワイモバイルの通信料と組み合わせて使いたい人にも候補になります。

ゴールド特典を狙うならエポスゴールドカード

年会費5,000円(税込)(条件付き無料)
家族会員無料
ETCカード無料
国際ブランドVisa
還元率0.5%
旅行保険海外:最高5,000万円

エポスゴールドカードは、公共料金や固定費をまとめて年間利用額を積み上げたい人に向いているカードです。

税金の支払いでは200円ごとに1ポイントが付与されるので、通常還元率だけで見ると高還元カードではありません。

ただし、エポスゴールドカードには年間利用金額に応じたボーナスポイントがあります。ゴールドカードならではの優待や旅行保険、空港ラウンジも含めて検討できるでしょう。

公共料金・固定費を管理しやすいカードを選ぶコツ

公共料金・固定費向けのクレジットカードを選ぶときは、還元率だけで判断しないことが大切です。

無理なく管理するためには、支払い先によってポイント条件が変わらないか、明細を確認しやすいか、家族分の支払いまでまとめられるかを確認しておきましょう。

還元率が下がらないか確認する

公共料金の支払いでは、通常のショッピング利用よりも還元率が下がるカードがあります。

たとえば、楽天カードは公共料金の一部で500円利用につき1ポイント進呈と案内されています。公共料金には、電気料金、ガス料金、水道料金などが含まれます。

また、dカードは2026年2月1日から、公共料金・税金などの一部利用先におけるdポイント還元率を、利用額100円(税込)につき1ポイントから、利用額200円(税込)につき1ポイントへ見直されています。

カードを選ぶ際には、公式サイトで公共料金・税金の取り扱いを確認しておきましょう。

スマホ代やインターネット回線・サブスクもまとめやすいカードを選ぶ

固定費をクレジットカードで管理するなら、スマホ代やインターネット回線、サブスクなどの支払いもあわせて考えましょう。

とくに、スマホ代は、利用中の通信キャリアと相性のよいカードを選ぶと管理しやすくなります。

ドコモ・ahamo・ドコモ光dカード
au・UQ mobile・auひかりau PAYカード
ソフトバンク・ワイモバイルPayPayカード
LINEMOPayPayカード
楽天モバイル楽天カード

ただし、スマホ代と相性がよいカードが、公共料金全般でも高還元とは限りません。

支払いをまとめる場合は、公共料金の支払いで還元率が下がらないか、ポイント付与対象外の支払いがないかもあわせて確認しておくことが大切です。

また、サブスクは1つずつの金額が小さくても、数が増えると毎月の支出を見落としやすくなります。動画配信、音楽配信、クラウドサービスなども同じカードにまとめておくと、明細で確認しやすくなります。

家族分の固定費も管理するなら利用枠や家族カードも確認する

家族分の固定費までまとめるなら、利用可能枠や家族カードの有無も確認しておきましょう。

家族カードを使えば、家族の支払いを本会員のカードにまとめられるので、誰がどの支払いをしているのか把握しやすくなり、家計全体の固定費管理にも役立ちます。

ただし、公共料金や固定費の支払いを1枚にまとめると、毎月の請求額は大きくなります。家族分までまとめる場合は、利用枠に余裕があるか、予備の支払い方法を用意できるかも確認しておきましょう。

公共料金をクレジットカードで支払うメリット

公共料金をクレジットカードで支払うメリットは、ポイントが貯まることだけではありません。

毎月の固定費をまとめやすくなり、支払い忘れを防ぎやすくなる点も大きなメリットです。支払い先が複数ある人ほど、クレジットカード払いにすることで管理しやすくなるでしょう。

毎月の固定費の支払いをまとめやすい

クレジットカード払いにすると、電気代、ガス代、水道代などの公共料金に加えて、スマホ代やインターネット回線などの固定費も1枚のカードにまとめやすくなります。

利用明細を見れば、毎月どの支払いにいくら使っているか確認できます。家計簿アプリやカード会社のアプリと連携すれば、使っていないサブスクや高くなっている通信費にも気づきやすくなるでしょう。

払込票での支払いや振込の手間を減らせる

公共料金をクレジットカード払いにすると、毎月の払込票での支払いや銀行振込の手間を減らせます。

コンビニ払いや銀行振込の場合、支払い期限までに手続きが必要です。忙しい時期や外出が難しいときは、うっかり支払いを忘れてしまうこともあります。

支払い先が複数ある人や、家族分の固定費を管理している人にとっては、支払い忘れを防ぎやすい点もメリットです。

カードの利用実績を積みやすい

公共料金や固定費は、毎月必ず発生する支払いなので、クレジットカード払いにするだけで安定してカードの利用実績を積みやすくなります。

ゴールドカードの招待や年間利用特典を狙う人にとっても、固定費のカード払いは相性がよい方法です。エポスゴールドカードのように、年間利用額やゴールド特典まで含めて検討したいカードでは、固定費をカード払いするメリットは大きいでしょう。

また、毎月安定してカードを利用することで、クレジットヒストリーを積みやすくなります。将来的にゴールドカードや上位カードを検討する場合にも、日頃の利用状況は参考にされる可能性があります。

クレジットカード払いのデメリットと注意点

公共料金のクレジットカード払いは便利ですが、必ず得になるとは限りません。

クレジットカード払いに変更する前に、メリットだけでなく注意点も確認しておきましょう。

口座振替割引が受けられなくなる場合がある

電気代やガス代などでは、口座振替で毎月の料金が割引される場合がありますが、クレジットカード払いに変更すると、こうした割引が受けられなくなることがあります。

中部電力ミライズ口座振替で初回引き落としされた場合、当月の電気料金が55円(税込)割引
九州電力「従量電灯」または「低圧電力」などを対象に、毎月55円割引
四国電力口座振替割引は55円/月・契約(税込)

カード払いがお得かどうかは、毎月の支払額とカードの還元率によって変わります。

たとえば口座振替割引が月55円の場合、カード払いで55円分を超えるポイントが貯まるかどうかを目安に比較できます。

月間の利用額0.5%還元1.0%還元1.2%還元
3,000円15円相当30円相当36円相当
6,000円30円相当60円相当72円相当
12,000円60円相当120円相当144円相当

口座振替割引が月55円の場合、1.0%還元のカードなら毎月5,500円以上、1.2%還元のカードなら毎月約4,584円以上の支払いで、ポイント還元額が口座振替割引を上回る計算です。

利用可能枠が不足すると支払いできないことがある

公共料金や固定費を1枚のカードにまとめると、毎月のカード利用額が大きくなります。

公共料金や固定費をカード払いにしている状態で、旅行や大きな買い物が重なると、利用可能枠が不足する可能性があります。

利用可能枠が不足すると、公共料金の支払いができず、支払い遅延につながることもあります。固定費をまとめる場合は、毎月のカード利用額に対して利用枠に余裕があるか確認しておきましょう。

カードの有効期限更新時に再登録が必要になる場合がある

クレジットカードには有効期限があります。更新カードが届いたときに、支払い先によっては再登録が必要になる場合があります。

JCB公式サイトでも、クレジットカードを更新した場合、支払い先のウェブサイトから変更手続きが必要になることがあると案内されており、変更手続きをしなかった場合、支払いが遅延する場合もあると注意喚起されています。

更新カードが届いたら、電気代、ガス代、水道代、スマホ代、インターネット回線、サブスク、保険料などの支払い先を確認しましょう。支払い遅延を防ぐためにも、年に1回は登録しているカードと固定費の支払い先を見直しておくと安心です。

公共料金・固定費の支払いはクレジットカードでまとめると管理しやすい

公共料金や固定費の支払いをクレジットカードにまとめると、毎月の支出を把握しやすくなります。

1枚のカードにまとめれば、利用明細で電気代、ガス代、スマホ代、サブスクなどを一覧で確認しやすくなります。また、払込票や振込の手間を減らせるため、支払い忘れの防止にも役立つでしょう。

ただし、公共料金や税金の支払いでは還元率が下がるカードもあるため、ポイント条件や対象外の支払いは事前に確認しておきましょう。

公共料金のクレジットカード払いは、ポイントを貯めるためだけでなく、固定費を見える化し、家計管理をしやすくする方法でもあります。自分の支払い先や生活スタイルに合うカードを選び、無理なく固定費の管理を見直していきましょう。

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