この春に高校卒業を迎える方の中には、卒業までに車の免許を取得する方も多いのではないでしょうか。
車の免許を取ったら友達を誘ってドライブに出かけたいですよね!
高速道路を使って長距離のドライブに出かけるなら、ETCカードを作っておくのがおすすめです。
18歳になればクレジットカードを作ることができますので、運転免許の取得と合わせてETCをお得に使えるクレジットカードを作っちゃいましょう!
新成人が作るべきクレジットカードについては、こちらでも詳しく解説しています。
ETCカードとは?
ETCカードとは、高速道路をはじめとした有料道路の料金所でストップせずに決済することができるICカードです。
利用時は、ETCカードを車に装備されたETC車載器に挿入して料金所を通過します。
料金所でストップして支払いをする必要が無いため、年末年始やGW等の大型連休の渋滞時にもスムーズに料金所を通過することができます。
また、様々なETC割引も適用されますので、年に1回でも有料道路を利用するならETCカードを作っておきましょう。
ETCカードの申込条件は?
ETCカードには、大きく分けて次の3種類があります。
- クレジットカード付帯のETCカード
- ETCコーポレートカード
- ETCパーソナルカード
一般的に、クレジットカードに付帯のETCカードが使用されることが多く、ETCカードを発行するためには親カードとなるクレジットカードの申込みが必要です。
ETCカードの支払い方法は?
一般的なクレジットカード付帯のETCカードの場合、ETCカードの利用分はクレジットカード利用分と合算して請求されます。
ETC2.0とは?
※画像:ETC総合情報ポータルサイト
ETC2.0とは、2016年春から提供されている、次世代のETCサービスです。
ETC2.0では、有料道路の利用料金の決済だけではなく、様々な運転支援の情報をリアルタイムで受信することができます。
- 安全運転支援
- 渋滞回避支援
- 災害時支援
ETC2.0対応のETC車載器やナビがあれば、特別な手続き不要でサービスを利用できます。
ETCカードを利用するメリット
ETCカードを利用することにより、料金所でストップせずにスムーズに通過できるだけではなく、様々なメリットがあります。
- 高速道路料金の割引
- ETCマイレージポイント
- クレジットカードのポイントが貯まる
ここでは、ETCカードを利用する具体的なメリットを解説します。
高速道路料金の割引
ETCカードを利用すれば、現金で高速道路を利用するよりもお得な割引料金が適用されます。
ETCには、次のような割引が用意されています。
深夜割引 | 深夜(0~4時)の時間帯に約30%の割引 |
休日割引 | 土・日・祝日の終日は約30%の割引 |
平日朝夕割引 | 平日の朝夕の対象走行回数に応じ、地方部区間の最大100km相当分までの最大50%を還元(※ETCマイレージサービスへの登録が必要) |
とくに、休日割引では、土・日・祝日の終日、高速道路料金が約30%割引になりますので、休日のドライブに嬉しいサービスですね!
ETCマイレージポイント
※画像:ETCマイレージサービス
登録料・年会費無料の「ETCマイレージサービス」に登録すれば、有料道路の通行料金の支払い金額に応じてETCマイレージポイントを貯めることができます。
ETCマイレージポイントは、1ポイント=最大1円として通行料金の支払いの還元額に交換することが可能です。
ポイントは、通行料金の支払い金額に応じて付与されますが、ポイント付与率は有料道路を管理する道路事業者によって変動します。
NEXCO東/中/西日本・宮城県道路公社 | 10円につき1ポイント |
本州四国連絡高速道路株式会社 | 10円につき1ポイント |
愛知道路コンセッション株式会社 | 100円につき1ポイント+α |
神戸市道路公社 | 50円につき1ポイント+α |
広島高速道路公社 | 100円につき1ポイント+α |
福岡北九州高速道路公社 | 100円につき1ポイント+α |
最大で通行料金の支払い金額に対して10%還元でポイントが貯まりますので、ETCカードを利用するならETCマイレージサービスに登録しておかなければ損です。
ETCマイレージサービスの登録方法
ETCマイレージサービスには、ETCマイレージサービスの公式サイトからインターネットで登録可能です。
登録の際には、次のものを準備しておきましょう。
- ETCカード
- ETC車載器の車載器管理番号
- 車のナンバー
車載器セットアップ前の申込みはできませんので、ETC車載器のセットアップが完了したら忘れずに登録するようにしましょう。
クレジットカードのポイントが貯まる
ETCカードの利用料金に応じて、クレジットカードのポイントが貯まる点も大きなメリットです。
ETCマイレージサービスに登録すれば、ETCマイレージポイントを貯めることができますので、ETCの利用でETCマイレージポイントとクレジットカードのポイントの二重取りが可能です。
ETCカードを作るなら楽天カードがおすすめ
年会費 | 無料 |
家族会員 | 無料 |
ETCカード | 550円(税込) |
国際ブランド | Visa、Mastercard、JCB、アメリカン・エキスプレス |
還元率 | 1.0% |
旅行保険 | 最高2,000万円 |
ETCカードの決済機能にはカード会社における差がありませんので、クレジットカードの機能や特典がETCカードを選ぶ際の基準となります。
楽天カードの利用では、還元率1.0%で使い勝手の良い楽天ポイントを貯められますので、ETCカードの利用でも楽天ポイントが貯まります。
また、ガソリンスタンドのENEOSでは、楽天ポイントカードの提示で2Lにつき1ポイントの楽天ポイントが付与される特典があり、楽天カードの決済ポイントとの二重取りが可能です。
貯まった楽天ポイントをENEOSでの給油に利用することもできますので、カーライフには楽天カードが非常に優秀です。
楽天カードのETCカードを無料で利用する方法
楽天カードのETCカードは、通常550円(税込)の年会費が必要ですが、楽天ポイントクラブの会員ランクが「プラチナ会員」以上の場合、年会費が免除される特典があります。
楽天プラチナランクの達成条件は、過去6ヶ月で2,000ポイント以上、かつ15回以上楽天ポイントを獲得することですので、楽天カードをメインカードとして利用すれば達成は難しくありませんね。
審査不要で作れるETCパーソナルカード
一般的なクレジットカード付帯のETCカードの場合、ETCカードを発行するためには親カードとなるクレジットカードの発行が必要となります。
クレジットカードは必要無いという方や、審査を受けたくないという方は、審査不要で作れるETC専用カード「ETCパーソナルカード」を利用するのも1つの選択肢です。
ETCパーソナルカードは、事前に保証金をデポジットとして預け入れることで、クレジットカード不要でETCカードを発行することができます。
ただし、ETCパーソナルカードの利用には年会費として1,257円が必要となります。
無駄な費用をかけずにETCカードを利用したい方の場合、年会費無料のクレジットカードに付帯するETCカードの方がお得ですね。
法人向けの審査不要のETCカードはこちら
ETCカードはメリットがいっぱい!運転免許証を取ったらETCカードを作ろう
ETCカードを利用すれば、有料道路の料金所でストップすることなく支払いができるだけではなく、高速道路料金の割引等、様々なメリットがあります。
さらに、ETCカードの利用でクレジットカードのポイントも貯められますので、現金で高速道路料金を支払うよりもずっとお得ですね!
今回ご紹介した楽天カードをはじめ、クレジットカードにはカーライフにお得な特典が充実していますので、運転免許証を取ったらETCカードを作っちゃいましょう。