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完全初心者からのNISAの始め方!口座選びから投資先の選定方法まで完全解説

松本勝

クレカライター。クレジットカード専門メディアで作成した記事は1,000記事超。徹底したリサーチで忖度抜きに一番お得なクレジットカードを紹介します。

円安の進行に危機感を持ち、そろそろNISAを始めたいと考えている方も多いのではないでしょうか。

2024年4月15日に米ドル/円の為替相場が1ドルあたり154円台半ばとなり、約34年ぶりの記録的な円安となりました。円の価値が下がってしまう円安が進行すると物価が上昇し、家計にも大きな影響を与えてしまいます。現金での預金だけでは物価上昇に大きな影響を受けてしまうため、NISAを活用した資産運用は有効な対策です。

NISAでの資産運用は次のような方におすすめできます。

  • 円安への対策や、老後資金のための資産運用を考えている方
  • 毎月少額でも積立てして資産運用をしたい方
  • 資産運用の利益で税金を支払うのがもったいないと考える方

この記事では、NISAの始め方から口座の選び方、投資先の選定方法まで解説します。

まずはNISA口座を開設しよう!NISA口座開設の流れ

NISAでの資産運用を始めるためには、金融機関でNISA口座を開設する必要があります。口座開設の流れは次のとおりです。

  1. 金融機関を選んで口座開設
  2. 口座開設の完了
  3. 投資する商品を選ぶ
  4. 商品を購入する

NISA口座は証券会社、または銀行で開設することができます。証券会社では、投資信託だけではなく株式投資もおこなえますので、投資先の幅を広げる意味でも証券会社での口座開設がおすすめです。金融機関の変更は1年単位となっており、1度NISA口座を開設すると1年間は変更できませんので、慎重に選ぶようにしましょう。

証券会社は、スマホ等での手続きが可能なネット証券が手軽です。運用でポイントが貯まる、またはポイント投資が可能なネット証券もありますので、自分に合った証券会社で口座を開設しましょう。

NISA口座開設までの期間と必要書類

NISA口座開設までに必要な期間は、金融機関にもよりますが約1〜2週間程度となっています。金融機関に必要書類を提出後、税務署での口座開設の確認のために必要な期間です。

また、NISA口座の開設にはマイナンバーが必要なため、マイナンバーカード、またはマイナンバーが記載された住民票の写し+本人確認書類が必要となります。書類の提出には次の2種類の方法があります。

  • オンラインで書類をアップロード
  • 郵送で提出

オンラインでの提出の場合、必要書類の写真をアップロードするだけで本人確認が完了しますので、郵送での提出よりも手軽です。

NISAのメリットは非課税投資枠!新NISAでさらに自由度が高くなった

NISAで資産運用する最大のメリットが、投資で得た収益が非課税になる税制優遇制度が適用される点です。通常、投資で得た収益には20%が課税されますので、運用益がまるまる手元に残るのは嬉しいですね。

通常の運用とNISAでの運用で、同様に20万円の収益が発生した場合、手元に残る金額の差を比較してみましょう。

通常の運用NISAでの運用
収益20万円20万円
税金4万円0円
手元に残る金額16万円20万円

このように、同じ20万円の収益の場合でも、NISAでの運用の方が手元に残る金額が4万円多くなります。

2024年1月から運用されている新NISAでは、つみたて投資枠と成長投資枠を合わせた年間の投資枠が360万円までに拡大されており、より多くの資産を非課税での運用に充てることができます。

つみたて投資枠と成長投資枠の違い

完全初心者の方がNISAを始める場合、つみたて投資枠での運用がおすすめです。つみたて投資枠と成長投資枠の主な違いを見ていきましょう。

つみたて投資枠成長投資枠
投資対象商品積立・分散に適した一定の投資信託上場株式・投資信託等
買付方法積立投資のみ通常の買付・積立投資
年間投資枠120万円240万円

成長投資枠はスポットで商品を購入できる半面、投資家自身で売買のタイミングを考える必要があります。対して、つみたて投資枠では毎月最大10万円までの決まった金額で積立することが可能です。

毎月定額の積立投資をおこなうことで「ドル・コスト平均法」による効率的な資産形成ができます。ドル・コスト平均法では、毎月の投資金額を一定にしておくことで次のような効果があります。

投資信託の基準価額が安い時購入量が増加する
投資信託の基準価額が高い時購入量が減少する

長期間の運用において、ドル・コスト平均法は資産の購入単価を平準化してくれますので、資産運用のリスクヘッジにもなります。そのため、投資初心者の場合は、毎月定額の積立投資をつみたて投資枠でおこなうことをおすすめします。

インフレ時代には投資信託がおすすめ

現金の価値が下がるインフレ時代には株式に投資する投資信託がおすすめです。インフレとは、物価が上昇しお金の価値が下がってしまう状態を指します。日本国内でも、2020年以降急激な物価の上昇が見られ、インフレ時代に突入していると考えられています。

画像:独立行政法人 労働対策研究・研修機構 物価

インフレによる物価高騰は庶民生活を圧迫してしまいますが、株式を発行する企業にとっては売上高が増え、株価が上昇するケースが多くなります。株式に投資する投資信託では、複数の株式に分散投資できますので低リスクでの資産運用が可能です。

そのため、NISA口座での資産運用先に悩んでいる方には、投資信託の中から運用先を選ぶことをおすすめします。

資産運用のシミュレーション

つみたて投資枠で積立投資をおこなうことで、毎月少額の積立でも将来的に大きな金額の資産を形成することができます。

画像:金融庁 資産運用シミュレーション

運用利回り3%の投資信託で毎月5万円を10年間積立てた場合、最終的な積立金額は698.7万円となり、98.7万円の運用収益が発生します。NISA制度を利用した場合、98.7万円の運用収益は全て手元に残りますので大きいですね。

若いうちから少額でも積立投資をしておくことで、将来の資金形成に役立ちます。

円安時には海外ファンドの投資信託がおすすめ

円安の市場では、米国株に投資する米国株ファンドのような、海外ファンドの投資信託への投資がおすすめです。円安が進むと、日本円の価値は低くなってしまいますが、ドル建ての米国株等の価値は高くなります。そのため、円安の局面では国内の株式だけではなく、海外の株式や海外株に投資する投資信託への投資が有利です。

ただし、円安が永遠に続くわけではないという点には注意しておきましょう。全ての資産を海外ファンドに投資するのではなく、海外と国内の商品をバランス良く購入しておくことがリスクヘッジに繋がります。

NISA口座を開設するなら松井証券がおすすめ!

当サイトでは、これからNISA口座を開設する初心者の方に松井証券をおすすめします。老舗のネット証券会社でもある松井証券には、次のようなメリットがあります。

  • 投資信託の購入時手数料が無料
  • 最大1%貯まる投信残高ポイントサービス
  • 優秀なツールやサービス

NISA口座を開設する場合には、松井証券の口座とNISA口座を同時にオンライン申込みすることができます。信頼できる証券会社に資産を預けたいと考える方は、松井証券でNISAを始めてみてはいかがでしょうか。

NISAを始めるなら早いうちが有利!長期の積立投資で資産運用しよう

NISAは運用益を非課税で受け取ることができるお得な税制優遇の制度です。毎月、投資に充てられる金額がわずかという方の場合でも、つみたてNISAでコツコツ積み立てすれば将来的に大きな金額の資産を形成できることも。

インフレや円安で不安な未来に、少しでも資産を残しておきましょう。

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松本勝

クレカライター。クレジットカード専門メディアで作成した記事は1,000記事超。徹底したリサーチで忖度抜きに一番お得なクレジットカードを紹介します。

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