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NISA投資枠が360万円に拡大!運用期間も恒久化となり税金がずっとお得に!

松本勝

クレカライター。クレジットカード専門メディアで作成した記事は1,000記事超。徹底したリサーチで忖度抜きに一番お得なクレジットカードを紹介します。

2024年1月より、18歳以上を対象とした新たなNISA制度がスタートしました。

改正後はNISA投資枠の上限が年間で360万円、生涯分で1,800万円となり、現行の一般NISAの投資枠上限の3倍に広がります。

これまでよりも税制優遇を受けられる幅が広がるため、より有利に資産運用を行うことができます。

この記事では、新NISAの改正の内容を詳しく解説します。

NISAとは?

NISAは、比較的少額の投資を行う、個人投資家向けの非課税制度です。

通常、株式投資や投資信託などで利益が発生した場合、利益・配当のうち約20%の税金を支払う必要があります。

対象の証券会社で開設したNISA口座での一定金額の範囲内の取引は非課税になるため、非常に手軽に資産運用にチャレンジすることができます。

実際に、どの程度の方がNISA口座を開設しているのかを見てみましょう。

20歳代94万5,600口座
30歳代198万80口座
40歳代253万6,088口座
50歳代256万8,181口座
60歳代281万8,587口座
70歳代269万7,734口座
80歳代以上129万5,033口座

※参考:金融庁

このように、非常に多くの方がNISA口座を開設し、非課税での資産運用を始めておられます。

すでにNISA口座を持っている場合に手続きは必要?

すでに証券会社にNISA口座を開設している方の場合、新NISAへの移行に当たっての手続きは必要ありません。

旧NISA口座をお持ちの方は、口座をお持ちの証券会社で2024年より自動的に新NISAに口座が移行されています。

また、旧NISAでつみたてNISAを利用していた場合、原則として手続き不要で積立設定が引き継がれます。

筆者も楽天証券にNISA口座を持っていますが、積立設定も自動で引き継がれていました!

積立設定が反映されていない場合

旧NISAで積立設定をしていたのに設定が反映されていない場合、次のような原因が考えられます。

  • NISA成長投資枠の対象外銘柄
  • 各証券会社の積立予約サービスを利用している

2023年中に積立予約サービスを申し込みしていた方の場合、予約した積立設定のみが新NISAに引き継ぎされます。

旧NISAと新NISAは別枠として扱われる

2023年以前にすでに旧NISAの口座に残高をお持ちだった場合、旧NISAと新NISAの非課税枠は別枠として扱われます。

ですので、旧NISAでの保有資産に関わらず、2024年スタートの新NISAの非課税枠は全額活用することができます。

旧NISAの資産に関しては、旧NISAの非課税期間中は非課税で売買することが可能です。

つみたて投資枠でのNISAを始めるならクレジットカード決済がおすすめ

NISAのつみたて投資枠での運用を行う場合、クレジットカードを利用した積立投資がおすすめです。

クレジットカードを利用した積立投資の場合、証券会社とクレジットカードの組み合わせによっては、積立金額の0.1%〜1%程度のポイントが貯まります。

仮に、年間120万円の投資枠を還元率1%のクレジットカードで積立投資した場合、年間12,000円相当のポイントを貯められます。クレジットカードで積立するだけで、実質、年間の利回りに0.1%~1%を積み上げられるため、より有利に運用することが可能です。

NISAのつみたて投資でポイントを貯められる証券会社とクレジットカードの組み合わせは以下の通りです。

証券会社クレジットカードポイント還元率
楽天証券楽天カード0.2%~1.0%
tsumiki証券エポスカード0.1%~0.5%
SBI証券三井住友カード0.5%~5.0%
auカブコム証券au PAYカード1.0%
マネックス証券マネックスカード1.1%
スマートプラスセブンカード/UCカード0.1%~0.5%

ポイント投資ができるクレジットカードについてはこちらでも詳しく解説しています。

エポスカード×tsumiki証券

画像:エポスカード 公式サイト

tsumiki証券は、エポスカードの丸井グループが運営するネット証券サービスです。

エポスポイント、もしくはエポスカードで100円から資産運用を始めることができますので、手軽に投資を始めたい若者にもおすすめできます。

エポスカードで投資をする場合、毎月100〜100,000円まで、エポスカード払い出のつみたて投資が可能です。

エポスカードでのつみたて投資では、年間のつみたて金額の0.1%~0.5%のエポスポイントがプレゼントされます。

1年目0.1%
2年目0.2%
3年目0.3%
4年目0.4%
5年目0.5%

2024年にスタートした新NISAにもtsumiki証券は対応していますので、新NISAをきっかけにNISAを始めてみようと考えている方にも最適です。

エポスカードは、Webでの申込み後に、マルイのエポスカードカウンターで即日発行できますので、今すぐクレジットカードでのつみたて投資を始めたい方にも最適です。

NISA投資枠が大幅に拡大!よりお得に資産運用が可能に

2024年より、NISAの投資枠が大幅に拡大され、恒久的に税制の優遇を受けられるようになります。

改正後は、投資枠が次のように変更されます。

  • つみたて投資枠:年間120万円
  • 成長投資枠:年間240万円

「つみたて投資枠」は投資信託を対象とした投資枠で、現行の「つみたてNISA」に該当します。また、成長投資枠は日本株や米国株などに幅広く投資される投資枠で、現行の「一般NISA」とほぼ同等です。

比較するために、2023年までの年間投資額を確認してみましょう。

  • つみたてNISA:40万円
  • 一般NISA:120万円

改正により、つみたて投資枠(つみたてNISA)は3倍、成長投資枠(一般NISA)は2倍に年間投資枠が拡大されていることが分かります。

つみたて投資枠で資産運用する場合も年間120万円まで投資枠が拡大されますので、毎年10万円の投資が可能となり、資産形成の幅が大きく広がります。

NISA改正後の変更点

ここでは、NISAの改正によって、具体的にどのような部分に変更があるのかを確認します。

 2023年以前2024年以降
 つみたてNISA一般NISAつみたて投資枠成長投資枠
年間投資枠40万円120万円120万円240万円
非課税保有期間20年間5年間無期限化
非課税保有限度額800万円600万円総枠1,800万円(うち成長投資枠の上限は1,200万円)
口座開設期間2042年まで2028年まで恒久化
投資対象商品長期の積立・分散投資に適した株式投信上場株式・ETF・REIT・株式投信積立・分散投資に適した一定の投資信託上場株式・投資信託等
対象年齢20歳以上20歳以上18歳以上

※参考:金融庁

現行のNISA口座で運用をしている方は、2024年以降は新しい制度の外枠で、現行制度における非課税措置が適用されます。

現行制度から新しい制度のロールオーバーは不可となっているため、一般NISAで運用をしているかたは2028年で現行の口座開設期間が終了となる点に注意が必要です。

また、ジュニアNISAは2023年までで新規での口座開設を終了します。ただし、2024年以降は、これまでの20歳以上から18歳以上に対象年齢が引き下げられるため、より若いうちから資産形成を始めることが可能です。

NISA改正による改善点やメリットを解説!

ここでは、2024年からのNISAの制度改正による改善点を解説します。これからNISAを始めるべきか迷っている方は、是非、参考にしてください。

つみたて投資と成長投資の合算が可能に!

大きな改善点が、つみたて投資枠と成長投資枠を合算して制度を利用することができる点です。

これまでは、つみたてNISA、もしくは一般NISAのいずれかを選択し、NISAの制度を利用する形になっていました。

改正によって、つみたて投資と成長投資を合算して制度を利用できるため、年間で最大360万円までの投資枠を利用することが可能です。

投資総額の上限は合計で1,800万円となっており、そのうち成長投資枠の上限は1,200万円です。

期限の定めが撤廃され制度が恒久化

改正により、非課税期間の定めが撤廃され、恒久化される点も大きなメリットです。

これまで、特に一般NISAの非課税期間は短くなっていました。

  • つみたてNISA:20年間
  • 一般NISA:5年間

そのため、長期間一般NISAを運用する場合、非課税期間の満了に合わせて新たな一般NISA口座に移管する、「ロールオーバー」の手間が必要でした。

改正後は非課税期間の定めが無くなるため、手間をかけずに非課税の恩恵を受け続けることができますね!

NISAの改正による注意点

NISA投資枠が改正されることにより、より幅広く非課税での資産運用を行えるようになります。

ただし、投資できる商品の幅が広がることにより、値下がりによる損失のリスクも高まる点には注意が必要です。

比較的、長期でのリスクを抑えた積立投資や分散投資に向いている投資信託でも、値下がりのリスクはゼロではありません。投資である以上、資産が増えるだけではなく、相場の変動によって保有している資産が値下がりしてしまうリスクがあることを知っておく必要があります。

改正後はつみたて投資枠と成長投資枠の併用が可能となり、年間で最大360万円の投資枠を利用できますが、運用する金額が高額になる分、しっかりとリスクヘッジを行う必要があります。

NISA投資枠の拡大により多くの方にメリットあり!リスクヘッジには要注意

2024年から、NISAの投資枠が見直され、つみたて投資枠と成長投資枠の合計で年間360万円まで非課税での運用が可能となります。

非課税となる資産保有額の合計も1,800万円まで拡大されるため、運用資産の全てを非課税で運用できる方も多くなるのではないでしょうか!

利益の20%にあたる税金が非課税になる、お得な投資枠が拡大されることで、より有利に資産を運用することが可能です。

ただし、投資金額が大きくなる分、リスクヘッジにも注目が必要です。

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松本勝

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